仕様変更
Ver[i5.20]の変更内容
2024.03.21 ダウンロード開始 2024.03.24 リリース
- 2024年4月1日以降に発送手続のデジタル化に伴う発送対象となる新規書類に対応しました。
詳細は、発送手続のデジタル化について(特許庁サイト)をご覧ください。
- 今回追加された発送書類(送付状)は、従来は書面で発送されていた書類であり、他の発送書類とは以下の点が異なります。
なお、2024年3月31日以前からオンライン発送対象の書類については、従来のままで変更はありません。
- 書類の内容にかかわらず、「四法」が「共通」になります。
- 1つの発送書類の中に、複数事件、複数の四法が混在する場合があります。
- 発送書類がPDFで添付される場合があります。
- 発送目録の「出願番号」やリストビューの「事件の表示」欄が空欄になります。
- 発送書類を表示し、[書類]メニュー→〔管理文書〕をクリックすると、通常は出願番号や発送番号などが表示されますが、発送書類(送付状)の場合は、出願番号の行が表示されません。
- 発送書類の管理文書と発送目録のXMLには、出願番号が以下の形式で設定されます。
発送書類作成時の西暦年+999999(999999は固定値)
設定例)2024999999
※将来的には、四法が共通の場合は出願番号が設定されなくなる可能性があります。
- 発送書類(送付状)は、要求種別の「共通」を選択して受取を行ってください。
【 注意 】
- [i5.20]での初回〔発送書類の受取〕時は、発送書類の受取画面の「要求種別」が全て選択された状態になります。
要求種別の選択を変更して使用されていた場合は、選択しなおしてください。 - 特定の書類だけを書面で受取る運用はできません。
「特許(登録)証」等を書面で受取る場合は、「要求種別」で「共通」のチェックを外してください。 オンラインで受取りしなかった書類は、発送待機期間(開庁日で10日間)の経過後に書面で発送されます。
- [i5.20]での初回〔発送書類の受取〕時は、発送書類の受取画面の「要求種別」が全て選択された状態になります。
- 発送書類(送付状)は、[i5.10]以前の出願ソフトでは表示できません。
- 施行日以降も[i5.10]をお使いの場合、上記の発送書類はオンラインで受取れないため、書面で発送されます。
詳細は、「2024年4月1日以降も[i5.10]を利用される方へ」をご覧ください。
- 発送書類(送付状)は、「送付状」「案件一覧」「添付書類」で構成されます。
- 「案件一覧」「添付書類」は、一部の書類にのみ含まれます。対象書類は、下表をご覧ください。
- 「案件一覧」はPDF形式(表示用)とXML形式(案件管理用)の両方が添付されます。
「添付書類」はPDF形式のみです。 - XML形式の「案件一覧」は、CSV形式で出力できます。
書類を表示し、表示画面の[出力]メニュー→〔案件一覧CSV出力〕をクリックしてください。 - 書類を表示したときは、PDF表示画面を必ず終了してください。
PDFを表示したまま出願ソフトを終了すると、次回の出願ソフト起動時にエラーになる場合があります。
◆対象書類 ※形式、書類分類コードの凡例は、本記事の末尾に記載
No. 書類名(16文字名) 特許 実用 意匠 商標 共通 書類分類
コード送付状 案件一覧 添付書類 区分 1 特許(登録)証 ○ R?159 ○ ○ ○ 発送書類 2 年金領収書の通知 ○ R?259 ○ ○ 発送書類 3 自動納付関係通知 ○ R?2529 ○ ○ 発送書類 4 商標更新登録の通知 ○ R?251 ○ ○ 発送書類 5 移転登録済通知 ○ R?359 ○ ○ ○ 発送書類 6 識別番号通知 ○ E?301 ○ 発送書類 7 識別番号統合通知 ○ E?302 ○ 発送書類 8 識別番号訂正通知(登録) ○ E?303 ○ 発送書類 9 識別番号訂正通知(誤記) ○ E?304 ○ 発送書類 10 識別番号通知(現金納付) ○ E?305 ○ 発送書類 11 包括委任状番号通知 ○ E?311 ○ 発送書類 12 包括委任状取下通知 ○ E?312 ○ 発送書類 13 包括委任状訂正通知 ○ E?313 ○ 発送書類 14 包括委任状取下訂正通知 ○ E?314 ○ 発送書類
- 2024年4月1日以降に受信する発送目録の「発送されていない書類がXX件あります。」欄に「共通」を追加しました。
- 『発送』タブの書類検索機能の四法に「共通」を追加しました。
発送で発送書類(送付状)を検索する場合は、「共通」を選択してください。
- 今回追加された発送書類(送付状)は、従来は書面で発送されていた書類であり、他の発送書類とは以下の点が異なります。
- 特許出願の非公開制度の導入に伴う新規書類に対応しました。
制度の詳細については、特許出願非公開制度について(特許庁サイト)をご覧ください。
- 施行日:2024年5月1日
- 下表の新規手続書類がオンライン手続可能になりました。
施行日前(2024年4月30日まで)は送信ファイルが作成できないため、オンライン手続ができません。 - 施行日以降も[i5.10]をお使いの場合は、下表の新規発送書類は書面で発送されます。
- 下表の書類は、[i5.10]以前のバージョンでは表示できません。
No. 書類名(正式名) 特許 実用 意匠 商標 共通 書類分類コード 説明 1 保全審査に付することを求める申出書 ● A?918 新規手続書類 2 不送付通知申出書 ● A?919 新規手続書類 3 不送付通知 ● A?2542 新規発送書類 4 書類イメージ ● A?9810 新規庁内書類
- 特許出願非公開制度の施行日(2024年5月1日)以降、特許願のみ、受領書でアクセスコードが通知されなくなります。
(実用新案登録願・意匠登録願は、従来通り受領書で通知されます。)
- 特許願のアクセスコードは、特許出願非公開制度に基づく特許庁による審査において、経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律(以下、この記事において「経済安保推進法」といいます。)第78条第1項に規定する外国出願の禁止に該当する出願でないことが明らかになったときに「アクセスコード通知書」で通知されます。
詳細は、「受領書によるアクセスコード通知およびアクセスコード照会について」をご覧ください。
- 「出願結果入力」機能により、「アクセスコード通知書」で通知されたアクセスコードを、出願ソフトのリストビューに設定できます。
『出願』タブで受理済フォルダの特許願を選択し、[ツール]メニュー→〔出願結果入力〕で設定してください。
詳細は「出願結果入力(受理済の願書に出願番号やアクセスコードを入力)」をご覧ください。
- 特許出願非公開制度に基づく特許庁による審査において、経済安保推進法第78条第1項に規定する外国出願の禁止に該当する出願でないことが明らかになったときに、アクセスコードが照会可能となります。
- 経済安保推進法第70条に規定する保全対象発明として指定中の出願についてアクセスコードが必要である場合は、「世界知的所有権機関へのアクセスコード付与請求書」を提出してください。なお、保全対象発明として指定された出願のほか、特許出願非公開制度に基づく特許庁による審査が完了する前でも提出可能ですが、「アクセスコード通知書」は経済安保推進法第78条第1項に規定する外国出願の禁止に該当する出願でないことが明らかになったときに通知されます。
- 特許願のアクセスコードは、特許出願非公開制度に基づく特許庁による審査において、経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律(以下、この記事において「経済安保推進法」といいます。)第78条第1項に規定する外国出願の禁止に該当する出願でないことが明らかになったときに「アクセスコード通知書」で通知されます。
- 《 国際出願 》 2024年4月1日改定の「国際出願関係手数料」に対応しました。
国際出願関係手数料の詳細は、「PCT関連手数料改定のお知らせ」をご覧ください。
[i5.20]を利用して2024年3月31日までにPCT関連手続をする場合は、2024年4月1日からの新料金が適用されてしまいますので、「料金表メンテナンス」にて、旧料金に変更してから手続をしてください。
国際出願願書 手数料の種類 [i5.10] [i5.20]
2024.04.01からの料金調査手数料 欧州特許庁が国際調査を行う英語の国際出願1件につき 280,000円 297,100円
- 《 国際出願 》 国際出願願書の生物材料寄託機関の機関名を追加しました。
No 変更区分 寄託機関コード 最新の寄託機関名 最新のあて名 1 追加 KPD Collection of Plasmids and Microorganisms (KPD) University of Gdansk,Wita Stwosza 59,80-308 Gdansk,poland
- 日本電子認証株式会社のAOSignサービス から、2024年1月12日以降に発行された電子証明書に対応しました。
- セコムトラストシステムズ株式会社のセコムパスポート for G-ID サービスから、2024年1月20日以降に発行された電子証明書に対応しました。
- Microsoft社は、2025年10月14日に Windows 10 のサポートを終了する予定です。
これに伴い、出願ソフトも Windows 10 のサポートを終了する予定です。
これらを考慮して移行のご準備をお願いします。
【四法欄、形式の凡例】 ○:XMLまたはX-HTML ◎:SGML ●:XMLのみ 【書類分類コードの凡例】 書類を一意に特定する為のコード 1桁目:大区分(A:出願系、C:審判系、R:登録系、P:PCT-RO、E:その他、S:特殊申請) 2桁目(?部分):四法(1:特許、2:実用、3:意匠、4:商標、9:共通) 3~8桁目:中間コード |