<回答>
Wordを利用する場合は、バージョン毎に操作が異なります。
詳細は「Wordでの書類作成(HTML形式)について」を参照してください。
<対策>
WordのWord2000以上のバージョンを使用して書類を作成している場合、<挿入>→<図>→<ファイルから>で開いたイメージ選択画面で、イメージを選択して「挿入」ボタンをクリックされていませんか?
Word2000以上の場合、この方法で挿入したイメージのサイズや形式を、Wordが変更してしまいます。
Word2000以上を使用して書類を作成する場合は、「ファイルにリンク」を使用してください。
詳細は以下を参照してください。
「Wordでの書類作成(HTML形式)について」→「A.図面、表、写真などのイメージ挿入」
<現象>
Word2003より「Web ページとして保存」や「名前をつけて保存」の“ファイルの種類”に『単一 ファイル Webページ』が加わっています。これは1つのファイルだけが作成され、拡張子が“mhtml”となります。
通常、HTML形式の場合、テキスト部分のファイル(.html または .htm)と文書内に使用しているイメージが分かれた状態になりますが、“mhtml”はHTMLとそれに使用しているイメージを1つにまとめたものでHTML形式ではありません。
アイコンも通常HTMLの場合であるのに対し、MHTMLの場合
と全く違うものになります。
「文書入力」の“入力文書の指定(文書入力)”画面はHTML文書しか表示されないようになっていますので、『単一 ファイル Webページ』で保存したMHTML文書は表示されません。
<対策>
保存する際は、“ファイルの種類”を『Webページ(フィルタ後)』 に変更して保存してください。
特に「Web ページとして保存」の場合、“ファイルの種類”の初期値が 『単一 ファイル Webページ』 になっていることがあるようですのでご注意ください。
※バージョンが異なる場合、操作方法が変わっている可能性があります。Wordのヘルプ等でご確認ください。
<回答>
電子出願ソフトでのイメージの大きさは、全てドット数(ピクセル数)で決まります。
希望の大きさに収まるドット数を計算し、その大きさでイメージを作成してください。
◆行数からドット数を逆算する場合 <XML書類の場合> 解像度が200Dpiの場合 2007÷49×希望の行数≒縦のドット数 解像度が300Dpiの場合 3011÷49×希望の行数≒縦のドット数 解像度が400Dpiの場合 4015÷49×希望の行数≒縦のドット数 <SGML書類の場合> 解像度が200Dpiの場合 1933÷29×希望の行数≒縦のドット数 解像度が400Dpiの場合 3866÷29×希望の行数≒縦のドット数 ※この計算式で出る値は概算値ですので、多少誤差があります。 計算で出た値より少し小さいドット数にすれば、希望の行数に収まります。 <例>
200Dpiの場合:2007÷49×48≒1966 300Dpiの場合:3011÷49×48≒2949 400Dpiの場合:4015÷49×48≒3933 |
◆イメージの大きさ(mm)から逆算する場合 <XML・SGML書類 共通> 解像度が200Dpiの場合 長さ(mm)×200÷25.4≒ドット数 解像度が300Dpiの場合 長さ(mm)×300÷25.4≒ドット数 解像度が400Dpiの場合 長さ(mm)×400÷25.4≒ドット数 ※この計算式で出る値は概算値ですので、多少誤差があります。 計算で出た値より少し小さいドット数にすれば、希望のmm内に収まります。 |
<対策>
Adobe社のPhoto shopで、画像モードを「CMYKカラー」にしている場合に、このエラーが発生します。
上記の場合は、Photo shopでJPEGを開き、<イメージ>メニュー→<モード>を見てください。
ここで「CMKYカラー」にチェックが付いていたら「RGBカラー」に変えて保存しなおしてください。
※なお電子出願ソフトでは「JPEGのカラーはRGBカラーのみ」と規定されています。
<対策>
JPEGを使用する場合、必要以上に読み込みの画素密度を高くしたり、保存時の圧縮率を低くすると、ファイルサイズが非常に大きくなります。
JPEGは、特許・実用新案の図面代用写真又は意匠・商標の色彩を含む図面や写真のみに使用してください。
また、画素密度は200dpiを前提として、保存時には可能な限り圧縮率を高くし、ファイルサイズを小さくするよう設定してください。
特許・実用新案の図面代用写真や意匠・商標の色彩図面や写真以外の図形の場合は、白黒のPNG、GIF、BMP形式を使用してください。
《参考》
JPEGイメージのデータ量の変化 (スキャナによるイメージの作成)
※「スキャナの設定」は、スキャナによって名称や設定方法が異なります。
《注意》
JPEGの圧縮率を高くしすぎると、画質が劣化する場合があります。
送信ファイルを印刷して、十分な画質かどうか確認してから出願してください。
また、圧縮率を変えて保存した場合、元に戻すことは出来ません。保存時にファイル名を変更して、オリジナルファイルに上書きしないようにしてください。
《主なイメージソフトの操作方法》
以下に、主なイメージソフトでJPEGを圧縮保存する場合の例を記載します。詳細は、各ソフトのマニュアルをご覧ください。
◆Photo shopの場合
◆Paint Shop Proの場合
◆Photo Editorの場合
<対策>
使用しているPDFのファイルサイズが大きすぎるために全体が大きくなっています。PDFのファイルのサイズを小さくすることにより、送信ファイルのサイズを小さくすることが可能です。
PDFファイルのサイズを小さくする方法は、Adobe 社のホームページに使用バージョン毎に様々な方法が案内されています。PDFを作成する時にファイルサイズを小さくするように設定することも、既存の PDFファイルのサイズを小さくすることも可能との記載がありますので、以下のサイトを参照してPDFファイルを作成、保存しなおしを行ってみてください。
※なお、上記サイト内の情報についてはAdobe 社にご質問ください。
<現象>
電子出願ソフトでHTML変換した書類を、Word2000以上のバージョンで編集して保存した場合に発生します。
これは、Word2000以上で保存した時に、改行が通常と違うもので入っているためです。これをWordやブラウザで開いても改行されているので、この段階で気づくことはありません。
電子出願ソフトの文書入力では、改行していないことでエラーになる部分やケースが少ないため、ほとんどの場合、正常処理されます。しかし、送信ファイルを表示・印刷して確認すると、特許願の明細書の段落番号の中や、要約書の【要約】の内容など(これらの場所はHTMLの記載どおりに改行を行う部分です)で以下のように改行が消え、1続きの文章になってしまいます。このままオンライン送信した場合は、この状態で受理されます。
Wordの表示 | 送信ファイルの表示 | |
---|---|---|
段落番号の例 | 【符号の説明】 【0020】 1 あいうえお 2 かきくけこ 3 さしすせそ |
【符号の説明】 【0020】 1 あいうえお 2 かきくけこ 3 さしすせそ |
要約書の例 | 【書類名】要約書 【要約】 【課題】書面に~中略~可能とする。 【解決手段】レンズ系を~中略~で主走査する。 【選択図】図1 |
【書類名】要約書 【要約】【課題】書面に~中略~可能とする。【解決手段】レンズ系を~中略~で主走査する。【選択図】図1 |
<対策>
電子出願ソフトでHTML変換したものをWord2000以上のバージョンで編集する場合は、スタイル書式を「標準」にしてから通常の編集を行ってください。
詳細は以下を参照してください。
「Wordでの書類作成(HTML形式)について」→「D.改行されない、又は、不要な改行が入る場合」
<対策>
◆ワープロソフトを使用して書類を作成した場合、半角英数字などの間で改行が入ってしまうことがあります(特にWord2000以上のバージョンで発生するようです)。
この改行は、ワープロソフトで開いた場合は分かりませんが、HTMLをメモ帳で開いて確認すると改行が入っています。この不要な改行を削除してください。
◆1行の長さが非常に長い場合は、出願ソフト上の制限により途中で改行されてしまうことがあります。
意図しない部分で改行されている場合は、それより前の体裁のよい部分で改行を入れてください。
上記の対策で改善しない場合、「改行したはずなのに、送信ファイルでは改行されていません。」を参照してください。
ここで説明する原因により「1行の長さが非常に長い場合は、出願ソフト上の制限により途中で改行されてしまう」ケースがあります。
<現象>
<対策>
<現象>
WordでHTML文書を作成した場合で、行の先頭に空白文字を入れて字下げした場合、Wordの自動機能により空白文字ではなく別の方法で字下げしてしまいます。
<対策>
Word固有の自動機能を停止してお使いください。
詳細は以下を参照してください。
「Wordでの書類作成(HTML形式)について」→「F.字下げや箇条書きが反映されない場合」
<現象>
出願ソフトで文書入力し、出来た送信ファイルを表示すると、Wordで削除した筈の部分が表示されます。
または、Wordで削除した部分が、文書入力でエラーになります。
『Webページ保存』したHTMLをブラウザで表示すると、Wordで削除した部分は、表示されないか取り消し線が付きで表示されます。
Wordで「変更履歴」機能を使用し、変更履歴を残したまま『Webページ保存』すると、変更履歴も一緒に保存されるため、このような問題が発生します。
<対策>
以下の方法で変更履歴を反映してから、『Webページ保存』してください。
Word 2004 for Macでも同様の現象が発生することがあります。「Word2000の場合」を参考にしてください。
※バージョンが異なる場合、操作方法が変わっていることがあります。Wordのヘルプ等でご確認ください。
※注意
この操作を行うと、それまでの変更履歴が消えます。
変更履歴を残したい場合は、先に[ファイル]メニュー→[名前を付けて保存]で、別名で保存してください。
詳細は以下を参照してください。
「Wordでの書類作成(HTML形式)について」→「E.Wordで削除したはずの文字が、送信ファイルに残っている場合」
<現象>
本現象は、インターネット出願ソフト[i3.60]以降では発生しません。
[i3.50]以前では、以下の現象が発生します。
Windows Vista以降での「MSゴシック」「MS明朝」「メイリオ」などのフォントは、「JIS X 0213-2004」の例示字形に基づいた新しいものであるため、一部の字形が変更されています(従来は「JIS X 0208-1997」の例示字形に基づいたフォントが使用されていました)。
インターネット出願ソフト[i3.50]以前のビューア(国際出願を除く)は、従来のフォントで表示/印刷する機能を備えています。
そのため、以下のように異なる字形で表示/印刷される漢字があります。
例) “つじ”の場合
<回答>
[i3.60]以降をご利用ください。
例示字形が変更された字については、字形は異なりますが、同じ文字コードですので、▲▼による置き換えは不要です。
※変更が生じる漢字については「平成16年2月20日JIS漢字コード表の改正で、例示字形の変更が行われた面区点位置一覧」をご覧ください。
<回答>
一太郎2014以降の「IVS機能」を使用した場合、HTML保存時に、「IVS機能」を設定した文字の後ろに「??」が追加される場合があります。
一太郎で「??」の前の文字を、入力しなおしてからHTML形式で保存してください。
一太郎上では、ほとんどの場合「??」が表示されません。送信ファイルや、入力チェック結果で場所を確認してください。
該当文字を入力しなおす時、「IVS機能」は使用しないでください。
※一太郎の「IVS機能」については、メーカサイトをご覧ください。
http://www.justsystems.com/jp/products/ichitaro/feature1.html[メーカサイト]
※一太郎以外でも、IVS対応のアプリケーションで入力した場合、類似現象が発生する可能性があります。同様の方法で対処してください。
以下は、「辻」や「芦」の字に「IVS機能」を設定した場合
一太郎の表示 | 送信ファイルの表示 |
---|---|
![]() |
![]() ※記載箇所により「??」が 全角になる場合があります。 ※上記は国内手続の例です。 |
※ 一太郎は、株式会社ジャストシステムの登録商標です。
<回答>
手続補正書であっても、下線が使用できない項目の場合は、下線は設定されません。
また、項目名(【】の中)には下線を引くことができません。
下線が使用できない項目については、下線を引かないまま提出しても手続として問題ありません。
下線が使用できる項目は、操作マニュアル「Ⅲ.書類作成編」-「1.2.2 手続書類で使用できる文字」-「■文字修飾・改行」をご覧ください。
<現象>
書式チェックで、以下のエラーになります。
<対策>
エラーメッセージの以下を確認してください。対処してください。
<原因>
以下が考えられます。
<対策>
<回答>
JPEGを作成したソフトの固有情報(バージョン情報や位置情報など)が入っているための警告です。
イメージ編集ソフトの多くは、自動的にこれらの情報が入ります。
送信ファイルフォルダの書類を印刷して、JPEGが意図通りになっていれば送信可能です。
イメージ編集ソフトの設定は、メーカーにご確認ください。
送信ファイルフォルダの書類を印刷して、JPEGが意図通りになっている場合に、以下の方法で書類を再作成することにより警告を回避することは可能です。
<回答>
以下をご確認ください。
■文書入力/合成入力で指定したHTMLファイルをダブルクリックして開き、全てのイメージが正しく表示されるか確認してください。
※Word文書や一太郎文書ではなく、必ずHTMLファイルを確認してください。
■HTMLやイメージファイルをクラウド(OneDriveやDropbox等)に保存している場合
クラウドの場合は、正しく読み込めない場合があります。