通信全般
1. インターネット出願ソフトで通信ができません。
<現象>
通信状態表示画面に以下のようなメッセージが出ている場合
SSL接続中.....完了
V5IPX9999E 通信処理中に異常が発生しました。関数名[V5IPIP05_Connect():gethostbyname()] エラーNo[-10] ファイル名[] 情報[特許庁サーバのホスト情報取得エラー. gethostbyname()エラーコード[11004] リトライオーバーとなりました。]
通信終了
|
SSL接続中.....完了
V5IPX9999E 通信処理中に異常が発生しました。 関数名[V5IPIP05_Connect():SSL_Connect1()] エラーNo[-11] ファイル名[] 情報[特許庁サーバのソケットへの接続でエラー. connect関数でエラーが発生しています]
通信終了
|
SSL接続中.....完了
V5IPX9999E 通信処理中に異常が発生しました。関数名[V5IPIP05_Connect():SSL_Connect2()] エラーNo[-14] ファイル名[] 情報[SSLハンドシェイクエラー. SSL_Connect2() 戻り値=[-1] ERROR CODE=[0x00150001] DETAIL CODE=[0x00000000]. 接続テスト・認証テストを行い、ネットワーク状況や証明書登録状況を確認して下さい.]
通信終了
|
- オンライン接続できないバージョンをお使いの可能性があります。
「オンライン手続可能なインターネット出願ソフトのバージョンについて 」で、オンライン手続可能なバージョンかどうかご確認ください。
オンライン手続不可能なバージョンの場合は、最新バージョンにアップグレードしてください。
- 上記以外の場合は、パソコンの画面右下に表示される時刻と日付が正常かご確認ください。
※時刻の上にマウスカーソルを乗せると、日付が表示されます。
正しくない場合は、画面右下に表示された時刻の上で右クリック→「日付と時刻の調整」→『日付と時刻』タブで修正してください。
- 上記以外の場合
→以下の<対策>をご覧ください。
<対策>
- インターネットエクスプローラでこちらのダウンロードページを表示し、更に
を押して最新の情報に更新してください。
↓
表示できない場合は、インターネット接続できる環境が整っていないか、現在通信ができない状態になっています。お使いの通信環境で、正常に通信が行える状態にしてください。
「特許庁ホームページなどの、他のページは正常に表示できる」場合、SSLが透過可能になっていない可能性がありますので、ネットワーク管理者にご相談ください。
- インターネットエクスプローラでは正常に通信できる場合
以下の手順で、環境設定を変更してみてください。
- デスクトップの「インターネット出願」のアイコンをダブルクリック→「本人認証」画面の
→[環境設定]を起動し、『通信』タブを開きます。
- 現在「プロキシサーバ設定」欄に設定されている内容(サーバ、ポート)を、メモしてください。
- 「プロキシサーバ設定」欄を、「インターネットオプションの設定に従う(推奨)」に変更します。
- 同じ画面の〔接続テスト〕ボタンを押して、正常に通信できるか確認してください。
- ファイアウォールソフトやプロキシサーバ等をご利用の場合
パーソナルファイアウォールソフトに「通信を許可してよいプログラム」として、予め登録しておかないと、通信が遮断されてしまう場合があります。
「パーソナルファイアウォールソフトについて」を参照して、必要な設定を行ってください。
プロバイダのセキュリティ対策契約で同様の制限を行っている場合は、各プロバイダに設定方法をご確認ください。
社内ネットワークを経由する場合、ファイアウォールやプロキシで遮断されている可能性もあります。ネットワーク管理者にご相談ください。
- 上記を試しても、インターネットエクスプローラでは通信できるのに、インターネット出願ソフトでは通信できない場合は、次のQ&Aをご覧ください。
PAGE TOPへ
2. インターネットエクスプローラでは通信できますが、インターネット出願ソフトでは通信ができません。
※先に、
「インターネット出願ソフトで通信ができません。」の<対策>をお試しください。
<現象>
プロキシサーバを経由する環境で、
インターネットエクスプローラの[ツール]メニュー→[インターネットオプション]→『接続』タブ→〔LANの設定〕ボタン→「自動構成」欄の
- □設定を自動的に検出する
- □自動構成スクリプトを使用する
にチェックを付けている場合、プロキシサーバの情報をインターネット出願ソフト側から取得できないため、エラーになります。
<対策>
インターネットエクスプローラの設定はそのままにして、インターネット出願ソフトの「環境設定」で、以下の設定を行ってください。
- デスクトップの「インターネット出願」のアイコンをダブルクリック→「本人認証」画面の
→[環境設定]を起動します。
- 『通信』タブの「プロキシサーバ設定」欄を、「プロキシサーバを設定する」に変更します。
- 「サーバ」と「ポート」に、使用するプロキシサーバのアドレスとポート番号を入力してください。
PAGE TOPへ
3. インターネット出願ソフトを起動しようとするとパーソナルファイアウォールソフトの警告画面がでます。
<対策>
インターネット出願ソフトには、通信を行う機能が含まれています。
その為、パーソナルファイアウォールソフトに「通信を許可してよいプログラム」として、予め登録しておかないと、通信が遮断されてしまう場合があります。
インターネット出願ソフトでは、これらの登録が全て行われていないと、様々なエラーが発生します。
必ずインストール後、インターネット出願ソフトを起動する前に、これらの設定を行ってください。
インターネット出願ソフトの起動後に、パーソナルファイアウォールソフトからの警告画面が出て、 そこで設定を行った場合、既に一部通信機能が遮断されている為、正常に動作しない場合があります。 先に、一旦インターネット出願ソフトを終了させてください。
パーソナルファイアウォールソフトへの設定手順については「パーソナルファイアウォールソフトについて」を参照してください。
PAGE TOPへ
4. 通信中に入出力異常が発生して受領書が受取れません(または発送目録が受取れません)。
<現象>
出願ソフトが処理途中に作成したファイルやディレクトリが、他のソフトで参照中などの理由で出願ソフトから処理できない状態になっています。
参照している可能性のあるソフト
- ウィルス対策ソフト
- ファイル検索ソフト
- デスクトップ検索ソフト
- 自動バックアップソフト
<対策>
発生した場合は必ずパソコンを再起動した後に以下の処理をして、端末側とサーバ側の処理状況の整合性を確認してください。
- 出願の場合
- メニューの[オンライン]→[続行]を行います
- [オンライン]→[受領書受信]を行います
最終的に受信した受領書と受理済の整合性を確認してください。
- 発送の場合
- メニューの[オンライン]→[続行]を行います
- 〔発送書類の受取〕を実行します
- 発送目録が受信できなかった場合は〔発送書類の受取〕から「発送目録のみ」を実行してください。
最終的に受信した発送目録と日付フォルダ内の受信書類の整合性を確認してください。
PAGE TOPへ
5. プロバイダや、インターネット接続回線を変更する場合、何か設定や届出が必要ですか?
<回答>
プロバイダや、インターネット接続回線を変更しても、特許庁への届出は不要です。
インターネット出願ソフトでの設定変更も、通常は不要です。
※プロバイダや、インターネット接続回線を変更すると、インターネット接続の設定変更が必要な場合があります。
変更後、インターネットに接続できるかご確認ください。
PAGE TOPへ
6. 〔オンライン出願〕すると「一度も表示/印刷されていない書類が含まれています。」とメッセージが表示されます。
<回答>
選択されている「送信ファイル」フォルダ内の書類は、一度も表示/印刷されていません。
送信後の取り消しは出来ませんので、必ず書類の内容を確認してから送信してください。
※イメージがあるページは、必ず印刷して確認してください。
以下の場合、表示/印刷したことになっていませんのでご注意ください。
■「出願」タブの「送信ファイル」フォルダ内の書類の場合
- 特許願や、意匠登録願のように、複数の書類で構成される書類を「送信ファイル」フォルダのリストより書類を選択して〔印刷〕した場合、「書類指定」画面がでます。「書類指定」画面で〔キャンセル〕すると印刷したことになりません。
この画面では、〔実行〕して内容を確認してください。
- 「送信ファイル」フォルダのリストより書類を選択して〔印刷〕した場合、プリンタ選択画面で〔キャンセル〕すると印刷したことになりません。
この画面では、〔OK〕して内容を確認してください。
■「国際出願」タブの「送信ファイル」フォルダ内の書類の場合
- 〔表示/印刷〕ボタンをクリックすると「PCT-RO 表示/印刷」画面がでます。
「PCT-RO 表示/印刷」画面で、〔PDF〕や〔XML〕など、他のボタンをクリックしても、表示/印刷確認したことにはなりません。
この画面では、〔表示〕して内容を確認してください。
PAGE TOPへ
7. 〔オンライン出願〕すると「提出日が20XX/XX/XXでない書類があります。提出日を修正するか、【提出日】を削除してください。」とメッセージが表示されます。
<回答>
選択されている「送信ファイル」フォルダ内の書類中に記載した【提出日】とパソコン日付が異なります。
以下のいずれかを選択して〔OK〕をクリックします。
■「処理を中止してメインに戻ります。」を選択した場合
送信を中止して元に戻ります。
以下を確認し、修正してから再操作してください。
- 書類中に記載した【提出日】が正しいか確認してください。
【提出日】は任意です。誤り防止のために、項目毎削除することも可能です。
- パソコン日付が正しいか確認してください。
特許庁へ送信前に、パソコン日付との整合性を確認しています。
■「書類中の【提出日】に誤りがありますが、送信します。」を選択した場合
送信を開始します。
- 実際の提出日は送信した日になります。
- 送信した書類に記載されている【提出日】欄の日付は、送信した日に変更されません。
- パソコンの日付と、特許庁サーバの日付が異なっていても、書類は受理しますが、書類の受付日は、特許庁受付サーバの日付になります。
PAGE TOPへ
8. 複数の書類をまとめて送信します。どの順番で送信されますか?
<回答>
出願ソフト右側(リストビュー)の上から順に送信されます。
リストビューは、ラベル毎に並び替えができます。対象のラベルをクリックし、送信したい順に並び替えてください。
〔オンライン出願〕をクリックした時に、選択(色が反転)している書類のみ送信します。
以下(A)、(B)、いずれも「意匠登録願」、「商標登録願」は送信されません。


PAGE TOPへ
9.誤ってオンライン出願(オンライン請求)しました。取り消してください。
<回答>
特許庁に受理した書類(受理済フォルダにある書類)は取り消せません。
■オンライン出願
- 「受理済」フォルダにある書類は、出願されています。
- 通信途中で〔中断〕した場合、受領書がなくても、書類は受理されている場合があります。
- 受理状況は、〔履歴照会〕機能で確認できます。
『出願』『国際出願』タブ→〔オンライン〕メニュー→〔履歴照会〕をクリックしてください。
履歴照会可能期間、受領書受信可能期間を教えてください。も参照してください。
- 出願当日中であれば、受理状況が確認できます。
特許庁ホットライン:03-3580-5002 (24時間 365日)
- 同日に同じ内容の書類を複数出願した場合は、1通目だけ受理されます。
- 「送信ファイル」フォルダにある書類は、まだ出願していません。
■オンライン請求
- 「受理済」フォルダにある書類は、請求されています。
- 受理状況は、〔履歴照会〕機能で確認できます。
『請求』タブ→〔オンライン〕メニュー→〔履歴照会〕をクリックしてください。
履歴照会可能期間、受領書受信可能期間を教えてください。も参照してください。
- 請求当日中であれば、受理状況が確認できます。
特許庁ホットライン:03-3580-5002 (24時間 365日)
- 「送信ファイル」フォルダにある書類は、まだ請求していません。
取下げ手続や、内容訂正手続を行う場合は、別途申請書類の提出が必要です。
詳細は、四法別の各担当部署にご相談ください。
PAGE TOPへ
10.発送書類の受取を定期的に行っていたのに、郵送されました。
<回答>
発送書類は、以下の条件の場合にオンラインで受信できます。
- 「オンライン発送利用希望」を「あり」で登録している
※「なし」の場合、特許庁サーバに準備されることなく郵送されます。
- 発送書類が準備されてから、開庁日(*1)で10日以内である
開庁日で10日の間に受信されなかった場合は郵送されます。
*1 開庁日=月曜日から 金曜日
※国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)を除く
以下をご確認ください。
- 発送書類の受取操作の実施間隔が、開庁日で10日以上あいていないか
「発送」タブの通信履歴フォルダより、発送書類の受取を実施した日を確認してください。
- 「オンライン発送利用希望」を「なし」で登録されていないか
以下の手順で確認し、オンラインで受信したい場合は「あり」で更新してください。
更新後に準備される発送書類からオンラインで受信できます。
- デスクトップのインターネット出願をダブルクリック
(インターネット出願ソフトを起動している場合は、[ファイル]→[本人認証に戻る]をクリック)
- 「本人認証」画面の
ボタンをクリックし、[申請人情報・証明書管理ツール]をクリック
- 「申請人情報・証明書管理ツール」画面の、〔申請人情報・証明書の登録〕をクリック
- 「◎サービスメニュー照会/変更」にチェックを入れ、〔起動〕をクリック
- Pinを入力し〔続行〕をクリック
- 「サービスメニュー内容確認」画面が表示されたら、「オンライン発送利用希望」の“登録内容”を確認
あり : 発送書類はオンラインで受信できるよう準備される
なし : 発送書類は郵送される
変更が必要な場合は、「オンライン発送利用希望」をダブルクリックし値を変更してください。
- 変更した場合は、「サービスメニュー内容確認」画面の〔更新〕をクリック
変更不要の場合は、〔閉じる〕をクリック
PAGE TOPへ
11. 「プロキシサーバへの接続を行います。ユーザ名とパスワードを入力してください。」がでました。入力値を教えてください。
<回答>
本メッセージは、インターネット出願ソフトを利用する端末が、以下の環境の場合に表示されます。
- プロキシサーバを経由し、プロキシサーバからユーザ名とパスワードを求められた場合
入力値は、利用環境のネットワーク管理者にご確認ください。

PAGE TOPへ
12. 「既に受付処理が完了したデータを受信しました、前回××時のレスポンスを返信するので、XX番号を確認してください。」がでました。
<回答>
特許庁へ送信後、同じ内容の書類を送信したときに発生します。
特許庁サーバでは、開庁日で約1日の間、二重出願チェックが行われます。
この期間に同じ内容の書類を送信すると、以下のメッセージが表示されます。
E0008 既に受付処理が完了したデータを受信しました、前回受付時のレスポンスを返信するので、受付番号を確認してください。
|
E3019 既に受付処理が完了したデータを受信しました、前回請求時のレスポンスを返信するので、請求番号を確認してください。
|
- 同じ内容の2通目以降は、受付されていません。1通目だけが受付されています。
- 1通目と2通目以降は、同じ受付番号(または請求番号)が付与されています。
- 2通目以降の書類は、料金徴収されません。
ただし、通信異常が起きた場合、特許庁では1通目にあたる書類が、出願ソフトでは2通目として表示される場合があります。
- 受領書には、1通目だけが出力されます。
- [i3.40]以降、オンライン請求もチェックが行われます。
- 不備になった書類に対してもチェックが行われます。
<対策>
2通目以降の書類を送信する場合は、2通目以降の書類の内容を変更してください。
- 任意の項目を追加してください。
例)【書類名】の次に、【整理番号】を追加します。
※【整理番号】を記載している場合は、番号を変更します。
※【整理番号】は、数字・英大文字・ハイフンで10桁以内です。
【書類名】 XXXX
【整理番号】 XXXX
:
- 期間延長請求書の場合は、以下の記事を参照してください。
「期間延長請求書を同日に2通(2ヶ月)及び3通(3ヶ月)提出する場合において、提出する期間延長請求書の【請求の内容】の記載について 」
PAGE TOPへ
13. 「すでに受付したデータを受信しました。二重出願の可能性があります。」がでました。
<回答>
特許庁へ送信後、受領書受信前に、同じ内容の書類を送信したときに発生します。
特許庁サーバでは、開庁日で約1日の間、二重出願チェックが行われます。
この期間に同じ内容の書類を送信すると、以下のメッセージが表示されます。
N1003 すでに受付したデータを受信しました。二重出願の可能性があります。
|
詳細は、以下の記事を参照してください。
「既に受付処理が完了したデータを受信しました、前回××時のレスポンスを返信するので、XX番号を確認してください。」がでました。
PAGE TOPへ
14. 指定立替納付で、「利用承認エラー」になりました。
<回答>
以下の原因が考えられます。
●申請人利用登録/証明書追加の後、特許庁による内容確認までの間は、クレジットカード納付ができません。
確認完了予定時刻以降に、最初からやり直してください。
確認完了予定時刻(土日祝祭日を除く)
・0:00から12:00の受付分は、当日18:00完了予定
・12:00から24:00の受付分は、翌日12:00完了予定
●以下の場合は、最初からやり直してください。
- ブラウザの戻る機能で戻ったり、ブラウザを閉じたりした
- 入力値(セキュリティコード等)の誤り
●以下の場合は、クレジットカード発行会社にお問い合わせください。
- クレジットカードの利用が短期間に急増したため、クレジットカード発行会社がセキュリティロックをかけている(GE11 本人認証に失敗しました)
- 利用可能限度額超過(クレジットカード単位、日単位の制限など)
- 「3Dセキュア」を登録していない、または「3Dセキュア」の認証エラー
- 「3Dセキュア」登録済みだが、「3Dセキュア」を使った処理ができるようになっていない(クレジットカード発行会社内システムの都合など)
あわせて、「指定立替納付を利用する場合の注意事項」の「e.オンライン手続時」もご確認ください。
PAGE TOPへ
15. 指定立替納付のブラウザー画面で、「GE11 本人認証に失敗しました」がでました。
<回答>
クレジットカードの利用が短期間に急増したために、クレジットカード発行会社がセキュリティロックをかけている可能性があります。
クレジットカード発行会社にお問い合わせください。