1. 願書等の補正に係る手続補正書の作成例

 願書、期間延長請求書、手続補正書、出願人名義変更届(補正対象書類について)等に記録した事項を補正するときは、原則として、欄単位で補正します。

 この場合において願書、期間延長請求書等、次に掲げる欄のうちの1つを2以上設けてあるときは、当該欄に係る者又は事項のすべてを記録します。


1.1 「考案者」の補正

補正内容:考案者が2人ある場合において、そのうちの1人の記録の誤記を修正する場合

【書類名】       手続補正書

   ・

   ・(略)

   ・

【手続補正1】

 【補正対象書類名】  実用新案登録願

 【補正対象項目名】  考案者

 【補正方法】     変更

 【補正の内容】

  【考案者】

  【住所又は居所】  東京都千代田区霞が関1丁目3番1号

  【氏名】      考案 一郎

  【考案者】

  【住所又は居所】  東京都千代田区霞が関1丁目3番1号

  【氏名】      考案 次郎

【その他】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

注1)【その他】の欄に誤記の理由を記録します。

   また、考案者を追加又は削除するときは、考案者全員の宣誓書が必要になります。

注2)既に提出した実用新案登録願の【考案者】の欄に考案者を1人も記録していない場合は、【補正方法】の欄は「追加」とします。考案者を追加、削除する場合も「変更」になります。


1.2 「先の出願に基づく優先権主張」の補正

補正内容:「先の出願に基づく優先権主張」の欄の出願日の誤記の補正

【書類名】       手続補正書

   ・

   ・(略)

   ・

【手続補正1】

 【補正対象書類名】  実用新案登録願

 【補正対象項目名】  先の出願に基づく優先権主張

 【補正方法】     変更

 【補正の内容】

  【先の出願に基づく優先権主張】

  【出願番号】    実願2012-019999

  【出願日】     平成24年12月20日