4 配列表に記録すべき項目及び記録方法

数字
見出し
項目 必須又は任意記録項目 注釈
<110> Applicant name
(出願人氏名又は名称)
必須 出願人名をアルファベット以外の文字で記録する場合、その音訳又は英訳の何れかも併載する。
<120> Title of invention
(発明の名称)
必須
<130> File reference
(整理番号)
条件必須

(配列表を出願時に又は出願番号が付与される前に提出する場合、必須)

当該出願の願書に記録した整理番号、国際出願の場合は「書類記号」を記録する。
<140> Current patent application
(出願国・地域名及び番号)
条件必須

(配列表を所管当局の要求に応じて提出する場合、又は出願番号が付与された後に提出する場合、必須)

国・地域コード(WIPO標準ST.3に規定)及び出願番号(当該工業所有権庁で使用するフォーマット)又は国際出願番号を、この順に記録する。
<141> Current filing date
(出願日)
条件必須

(配列表を所管当局の要求に応じて提出する場合、又は出願番号が付与された後に提出する場合、必須)

出願日を記録する。*
<150> Earlier patent application
(優先権のもととなった出願をした国・地域名及び出願の番号)
条件必須

(パリ条約による優先権の主張、パリ条約の例による優先権の主張又は特許法第41条第1項の規定による優先権の主張を伴う出願に係る配列表を提出する場合、必須)

国・地域コード(WIPO標準ST.3に規定)及び出願番号(当該工業所有権庁で使用するフォーマット)又は国際出願番号を、この順に記録する。
<151> Earlier application filing date
(優先日)
条件必須

(パリ条約による優先権の主張、パリ条約の例による優先権の主張又は特許法第41条第1項の規定による優先権の主張を伴う出願に係る配列表を提出する場合、必須)

優先権の主張の基礎とした出願の日を記録する。*
<160> Number of SEQ ID Nos
(配列の総数)
必須 配列番号の総数を記録する。
<170> Software
(ソフトウエア)
任意
<210> SEQ ID NO: x
(配列番号)
必須 対応する整数の配列番号を記録する。
<211> Length
(配列の長さ)
必須

塩基配列はあっては塩基数、アミノ酸配列にあってはアミノ酸数を記録する。

<212> Type
(配列の型)
必須
  • 塩基配列はあっては「DNA」又は「RNA」のうち該当するものを記録し、アミノ酸配列にあっては「PRT」と記録する。
  • 一つの塩基配列においてDNA断片及びRNA断片の両者を含む場合、「DNA」と記録し、配列の特徴の項(<220>~<223>)においてもDNA/RNA結合分子であることを記録する。
<213> Organism
(生物名)
必須 塩基配列又はアミノ酸配列の起源について、その生物の種名(学名)を記録する。

生物の種名が未知の場合「Unknown」と、配列が人工物の場合は「Artificial Sequence」と記録する。

<220> Feature
(配列の特徴)
条件必須

(配列の表記に記号"n"、"Xaa"を使用する場合、修飾塩基又は修飾/異常アミノ酸を含む配列を表記する場合、見出し<213>にArtificial Sequence又はUnknownと記録した場合、必須)

配列表に数字見出し<221>~<223>の項目を表示する際には、本数字見出しは記録するが内容は空白とする。
配列の特徴の項(<220>~<223>)に関しては、当該配列に関する生物学的に重要な情報をその数に応じて繰り返し記録する。
<221> Name/key
(配列の特徴を表す記号)
条件必須

(配列の表記に記号"n"、"Xaa"を使用する場合、修飾塩基又は修飾/異常アミノ酸を含む配列を表記する場合、必須)

別添3に示す特徴を表す記号の中から選択して記録する。
<222> Location
(存在位置)
条件必須

(配列の表記に記号"n"、"Xaa"を使用する場合、修飾塩基又は修飾/異常アミノ酸を含む配列を表記する場合、必須)

特徴を有する部位の存在位置を、「DDBJ/EMBL/GenBank Feature Table Definition」の規則に従って記録する。
<223> Other information
(他の情報)
条件必須

(配列の表記に記号"n"、"Xaa"を使用する場合、修飾塩基又は修飾/異常アミノ酸を含む配列を表記する場合、見出し<213>がArtificial Sequence又はUnknownと記録した場合、必須)

  • 配列に関する他の関連する情報を、言語中立的語彙**又はフリーテキスト***で記録する。
  • 別添1に列記された修飾塩基、別添2に列記された修飾又は異常アミノ酸が配列に含まれる場合は、別添1又は2中の記号を使用して記録する。(6-14参照)
  • 本項目は、発明の詳細な説明の本文中(特許出願)又は明細書の本文中(国際出願)に、そこに使用した言語により繰り返し記録する。
<300> Publication information
(文献情報)
任意

配列表に数字見出し<301>~<313>の項目を表示する際には、本数字見出しは記録するが内容は空白とする。

文献情報の項(<300>~<313>)に関しては、対応する文献情報を繰り返し記録する。

<301> Authors(著者) 任意
<302> Title(論文名) 任意
<303> Journal(刊行物名) 任意
<304> Volume(巻数) 任意
<305> Issue(号数) 任意
<306> Pages(ページ) 任意
<307> Date(発行年月日) 任意 可能であれば、刊行物の発行年月日を記録する。*
<308> Database accession number
(データベース アクセッション番号)
任意 データベース作成機関が発行したアクセッション番号及びデータベース名を記録する。
<309> Database entry date
(データベース入力日)
任意 データベースへの入力日を記録する。*
<310> Document number
(文献番号)
任意 特許文献の文献番号を、国コードはWIPO標準ST.3に定める方法で、特許(公開)番号はWIPO標準ST.6に定める方法で、文献種別はWIPO標準ST.16に定める方法で、この順に記録する。
<311> Filing date
(文献提出日)
任意 特許文献の出願日を記録する。*
<312> Publication date
(文献公開日)
任意 特許文献の公開日を記録する。*
<313> Relevant residues in SEQ ID NO: x: from to
(対応配列番号)
任意
<400> Sequence
(配列)
必須
  • 当該配列番号を記録し、行を変えて配列を記録する。
  • 記録方法の詳細は下記の6.参照

*日付はWIPO標準ST.2に規定の方法で記録する。
(西暦(4桁)、月(2桁)、日(2桁)の順。例.1998年7月20日の場合、「1998-07-20」)

**言語中立的語彙とは、下記6-1及び6-2に列挙した記号、別添1~3に列挙した記号又は国際DNAデータバンクが定める学術用語のような統制語若しくは学名のことを意味する。

***フリーテキストは、配列を理解するために不可欠なものに限り、好ましくは英語で記録する。
フリーテキストを英語で記録する場合は、1行に最大で65文字、4行以内とする。